肩こりは首すじ〜肩、背中にかけて張りや凝りを感じ、症状が増悪すると頭痛・めまい・吐き気がにつながることもあります。
放置せず、早めのケアと生活習慣の見直しが重要です。
【肩こりが起こる主な原因】
◎ 姿勢が悪い・長時間の同一姿勢
◎ 運動不足
◎ ストレス など
《姿勢が悪い・長時間の同一姿勢》
長時間のデスクワークやスマホ操作が続くと、頭が肩より前に出た状態(頭部前方偏位)になり、首や肩に大きな負担がかかります。
頭の重さは体重の1/10程とされ、平均して約5kgあると言われています。
頭頚部を前方に倒した角度によって、頚椎にどのくらいストレスがかかるかという研究報告もあり、頭頚部が15°傾くと約12kg、30°傾くと約18kg、45°傾くと約22kg、60°傾くと約27kgと角度が増加するにつれて頚椎ストレスが増加するという結果が出ています。
約27kgは、小学校低学年の平均体重相当です。児童が頭の上に乗っていると考えると、肩がこらない訳がないと想像できます。
《運動不足》
運動不足により、筋肉の柔軟性が低下し、血流が悪くなることで肩こりが起こりやすくなります。
筋肉の柔軟性が低下したり、使われない筋肉は筋力が低下することで筋のアンバランスが生じ、姿勢が悪くなるという悪循環に繋がります。
《ストレス》
精神的なストレスを感じると、交感神経が過剰に働き、交感神経は血管を収縮させる作用があるため、血管が収縮することで首や肩回りの筋肉が硬くなることで肩こりが生じます。
【肩こりはピラティスや整体で良くなる?】
肩こりに対してマッサージや整体に通われる方も多いと思いますが、即時的な改善は見られるものの、姿勢や生活習慣が変わっていなければ、時間が経過するにつれて症状が戻ることが多いです。
ただ、整体でも中にはセルフケアとして、ストレッチやエクササイズなどの指導や日常生活での指導などを包括的に行うことで症状が戻るのを遅延させたり、根本的に改善を図る他施設もありますので、手技による治療がお好みの方はそのような介入をしてくださる店舗を利用することをお勧めします。(※当スタジオも整体が可能です!)
ですが、原因として挙げた姿勢不良、運動不足、ストレスに対して効果のある手段としてピラティスが全て効果があると言えます!
【ピラティスが肩こりと相性が良い理由】
《姿勢改善》
体幹の筋肉(インナーマッスル含め)にアプローチした種目も豊富にあリます。
エクササイズを通して体幹の筋肉を鍛えたり、身体の正しい使い方を学ぶことで、脊柱の自然なS字カーブを保ちつつ、頭の位置を本来の位置に保つことが可能です。
それによって首や肩の負担が軽減されます。
《筋力強化、柔軟性向上、血行促進》
肩や背中の筋肉を強化・柔軟性向上することが可能です。
筋力が強化されることで、日常生活における首・肩の負担も軽減されます。
またエクササイズを通して、血液の循環が良くなり、筋の緊張が和らぐ効果があります。
《ストレス発散》
ピラティスは心身を集中させるために余計な考えなどを排除し、呼吸を取り入れながら身体を動かしていくので、ストレスを軽減させる効果があります。
肩こり改善の手段として、ただマッサージしてもらうだけではなく、新たにピラティスで身体を動かして整えることによって根本的な改善をしてみませんか?
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